読書

『チーズはどこへ消えた』の教訓とは?人生のベクトルが変わる大切な考え方!

『チーズはどこへ消えた』について

基本情報

「チーズはどこへ消えた」は、変化に対応することの大切さを伝える物語です。

様々な有名企業の研修テキストに採用されるなど、多くの人々が読んでいます。

2000年に刊行されたにもかかわらず、2025年の今でも根強く支持されている書籍です。

あの大谷翔平選手の愛読書としても知られる名著です。

ポイント

タイトル:チーズはどこへ消えた

著者  :スペンサー・ジョンソン

出版年 :2000年

ページ数:80ページ

出版社 :ダイヤモンド社

 

こんな人におすすめ

本書をおすすめするのは、こんな方々です。

人間関係、仕事、将来に不安があり、悩み事が解消しない方

読書が苦手でそんなに多数のページは読みたくない方

物語からモチベーションを得たい方

人生の教訓について学んでみたい方

あっという間に読めてしまうのに、人生において大切な考えを教えてくれるので、どれかに当てはまる方はぜひ読んでみましょう!

 

概要について

本書の概要を記載します。

概要

この小さな本が世界のビジネスマンを変えてゆく!

迷路のなかに住む、2匹のネズミと2人の小人。彼らは迷路をさまよった末、チーズを発見する。

チーズは、ただの食べ物ではなく、人生において私たちが追い求めるもののシンボルである。

ところがある日、そのチーズが消えた! ネズミたちは、本能のままにすぐさま新しいチーズを探しに飛び出していく。

ところが小人たちは、チーズが戻って来るかも知れないと無駄な期待をかけ、現状分析にうつつを抜かすばかり。

しかし、やがて一人が新しいチーズを探しに旅立つ決心を…。

大手トップ企業が次々と社員教育に採用。単純なストーリーに託して、状況の変化にいかに対応すべきかを説き、各国でベストセラーとなった注目の書。

状況変化への対応を説いたビジネス書として、人生のいろいろな局面を象徴した生き方の本として多くの人に読まれています。

アナタの人生は確実に変わる!

 

「チーズはどこへ消えた」が伝えるもの

この本は、二匹のネズミと二人の小人が迷路の中でチーズを探す話です。

この様子から、人生のさまざまな変化にどう向き合うべきかを考えさせられます。

あらすじを簡単に解説

物語の舞台は迷路の中。

そこにはチーズがあり、登場する二匹のネズミ「スニッフ」と「スカリー」、そして二人の小人「ヘム」と「ホー」は、毎日チーズを食べて生活しています。

しかし、ある日突然、チーズがなくなってしまいます。

ポイント

スニッフとスカリーは迷わず新しいチーズを探しに行く

ホーは不安を感じつつも新しい道を進む

ヘムは変化を恐れ、元の場所で立ち止まる

この行動の違いが、それぞれの運命を大きく変えていきます。

 

「チーズ」が象徴するものとは?

この物語で「チーズ」は、私たちが人生で求めるものを象徴しています。

それは、『仕事』『家族』『お金』『恋人』『健康』『幸せ』などの象徴です。

私たちはそれぞれの「チーズ」を探し求めるでしょう。

しかし世の中の状況は常に変化し続けるため、いつまでも同じ方法・同じ場所にとどまることはできません。

よしハビット
よしハビット
本物のチーズが時がたてば腐っていくように、私たちの追い求める「チーズ」も変わっていきます!

変化を受け入れ、新しい「チーズ」を見つけることが大切です!

 

なぜ変化を恐れてはいけないのか?

変化を恐れる理由の一つは、「今のままが安心」と思ってしまうことです。

しかし、現状維持にこだわると、以下のような問題が起こります。

注意ポイント

チャンスを逃してしまう

競争に負け、成長の機会を失う

時代の流れに取り残される

一方で、変化を受け入れた人は新しい可能性を見つけることができます。

不安を感じても、小さな一歩を踏み出すことで、新しい世界が開けます。

 

成功する人が持つ考え方

変化に対応できる人は、次のような考え方を持っています。

ポイント

「今の状況はずっと続かない」と理解する

変化をチャンスと捉え、前向きに考える

新しいことに挑戦し、失敗を恐れない

おそらくどの業種の方でも、優秀だといわれている人にはこのような特徴があるのではないでしょうか?

正直、環境や時代のせいにすることは簡単です。

ただ、同じ時代で同じように働いている同僚が成果を残しているのはなぜなのでしょうか。

答えはマインドだけです

変化に柔軟に対応し、変化を前向きにとらえることで、人生を前向きに変えていきましょう!

 

「チーズはどこへ消えた」から学ぶ3つの教訓

この物語は、変化に対応するための重要な教訓を教えてくれます。

私が読んで、特に大切だと感じた3つを紹介します。

① 変化は避けられないと知る

変わらなければ破滅することになる
(『チーズはどこへ消えた』より引用)

世の中は常に変化しており、過去と同じやり方ではうまくいかないこともあります。

ポイント

仕事の環境が変わる

人間関係が変わる

生活スタイルが変わる

1つの技術の誕生で、一気に業績が落ちることもあります。

例を挙げるとすると『トイザらス』です。

幼少期はよく見た記憶があるのではないでしょうか。

最近あまり見なくなりましたよね?

トイザらスは世界最大の玩具チェーンでしたが、Amazonをはじめとするオンライン販売への適応が遅れました。

結果的に2017年に破産申請をしています。

常に新しいニーズを探して、新しい価値を提供する姿勢が大事だということです。

企業でも個人でも同じ話です。

よしハビット
よしハビット
変化は避けられないと理解し、常に自分をアップデートしていきましょう!

 

② 成功にしがみつきすぎない

自分のチーズが大事であればあるほどそれにしがみつきたがる
(『チーズはどこへ消えた』より引用)

ビジネスの世界では、別の言葉で「成功者(イノベーション)のジレンマ」としても有名です。

そのビジネスが成功していればいるほど、その成功体験から事業から変化するのを恐れてしまいます。

一例をあげるとするとシャープです。

液晶事業に力を入れて、固執しすぎた結果、中国や韓国メーカー(サムスンやBOE)の台頭により、経営危機に陥りました。

事業の多角化や新規事業を進めていかなければならないのを固執したのが要因です。

成功しているといつまでも楽をしたいのが人の性です。

ただ、そこをいつまでも続くものではないと理解し、新しいチャレンジをし続けることが大事です!

 

③ すぐに行動することが成功のカギ

目の前の変化に適応するには、行動することが必要である。素早く行動すれば、より幸せを楽しむことができる。

変化を感じたら、すぐに行動に移すことが大切です。

躊躇しているうちに、他の人が先に進んでしまうこともあります。

ポイント

新しい知識を学ぶ

環境を変える努力をする

目標に向けて少しずつ進む

行動することで、新しい「チーズ」を見つけることができます。

例を挙げるとすると、生成AIの台頭です。

ここ数年でもはや欠かせないツールになりつつある昨今で、

chatGPTって何だっけ?

生成AIって聞いたことはあるけど、使ったことはないな。

などと言っているようでは遅いのです。

私はこれからの未来、当たり前のようにパソコンを使っているように、生成AIを使っている世の中が来ると思います。

Excelなんかと同じように日常に不可欠なものになると思っています。

だから生成AIパスポートなど資格を取得し、知識をアップデートしています。

よしハビット
よしハビット
この変化に対応していくことが重要であることは、まさに今の世の中の状情勢が教えてくれています!

 

 

評判・口コミ

評判と口コミを見ていきましょう。

アオさんのおっしゃる通り、どれも名著ですね!

『チーズはどこへ消えた』は80ページしかないですし、本当にすぐ読めるのでお勧めですよ!

 

大谷選手も愛読書として推している本です。

確かに考え方は、人生において大切なことが詰まっています。

高校生?から読んでいたそうなので、確かに高校からこの考え方ができている人って、強いと思いました。

 

 

チーズを探し続けるマインドを持とう!そうすれば人生はうまく回り始める!

いかがでしたでしょうか。

この物語が伝えたいことは、「変化を恐れず、新しいチーズを探し続けること」です。

9.11、リーマンショック、東日本大震災、スマホの登場、SNSの発達、マスメディアの衰退、コロナウイルス などこの20~30年でも非常に大きな変化は幾度と起こってきました。

そしてその流れは、今後も変わらないでしょう。

混沌とした現代社会の中で、chatGPTという画期的なツールが出てきたり、今や人工知能が様々な職を奪うともいわれています。

そんな中で大事なのは、やはり変わり続けることだと思います。

現状に満足せずに、常に自分をアップデートし続ける。

世間が大きく変わろうが、その時代時代に合わせて自分も変化をしていく。

そうすることで、混沌とした時代の中でも、より前向きに楽しく人生の歩みを進めることができるのではないでしょうか。

私自身の話をします。

あるとき、今の仕事にも慣れてきて、このまま今の会社に漠然といて、それなりの役職になって、退職していくのかなぁという未来が想像できました。

これでは人生楽しくないなと思ったんですね。

そこで始めたのが英語でした。

別に帰国子女でも得意でも何でもない、むしろ苦手な英語に取り組みました。

毎日毎日、淡々とやるべきことを積み上げた結果、徐々に力がついてきました。

会社の中で公募制度を使って、今では海外勤務という目標をかなえることができました。

ここまで約3年かかりました。

高校、大学では自分が海外で勤務するなんて思っても見てなかった。

よしハビット
よしハビット
ただ、自分が信じる道を信じて突き進んで、常に変化を恐れずアップデートいけば、世の中の変化は関係なく、自身の夢を実現できるんです。

毎日大切に少しずつアップデートしていけば、必ずあなたの目標もかなうはずです。

最初はどんな小さな一歩でもいいです。

このブログによって、あなたと伴走できれば、少しでも力になれば嬉しいです!

ぜひ他の記事も見ていってください。

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  • この記事を書いた人

よしハビット

全国転勤のアラサー金融営業社員。FP1級保有/TOEIC835点/読書で1年間100冊読了。 自分は何が得意なのかよくわからない劣等感から資格取得を目指した結果、継続化や習慣化が得意になりました。『お金』『英語』『読書』でお役立ちできる情報を提供します!朝5時半起きの習慣(ハビット)大好き人間

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