キャンブリーでネイティブ講師とのレッスンを始めたころ、僕は毎回きちんと緊張していました。
「うまく喋れなかったらどうしよう」
「口ごもったら、相手に申し訳ないな」
「TOEIC835点あるのに、この程度かと思われたくない」
よしハビットです。2024年11月にキャンブリーを1年契約で始めて、翌年も更新し、いまで約2年になります。
いちばん変わったのは、英語力より先にその緊張が消えたことでした。
この記事では、ネイティブ講師と毎朝話す習慣を2年続けた結果と、2年で実際に支払った金額(159,840円 → 183,797円)を全部書きます。ネイティブキャンプから乗り換えた理由も正直に書きます。
💡 この記事の要点まとめ
- ネイティブ講師と週150分のレッスンを、約2年続けている
- 支払った実額は1年目159,840円 → 2年目183,797円(1日あたり約438円 → 約504円)
- ネイティブキャンプから乗り換えたのは、第二言語話者のアクセントが染みつく前にという理由
- 2年でいちばん変わったのは英語力ではなく、対人の緊張が消えたこと
- デメリットは価格。習慣化が済んでいない人には勧めません
📌 この記事でわかること
- キャンブリーに2年で実際いくら払ったのか(1日あたりまで分解)
- 安いオンライン英会話から、高いネイティブ専門に乗り換える判断基準
- 朝のどこにレッスンを埋め込めば、2年続くのか
- 講師の選び方と、2年やっても解決していないこと

【失敗談】TOEIC835点でも、ネイティブと話すのは怖かった
先に、いちばん恥ずかしい話から書きます。
「口ごもったら申し訳ない」で固まっていた
最初の数回は、レッスンの前に気が重くなっていました。
うまく喋れなかったらどうしよう。言葉が出てこなくて黙ってしまったら、相手の時間を無駄にして申し訳ない。
そういう気持ちが先に立って、口が動かなくなる。英語の問題ではなく、気持ちの問題で止まっていた感覚です。
スコアは、対人の緊張には効かなかった
僕はTOEICを500点台から835点まで上げました。文法も単語も、それなりに積み上げてきたつもりでした。
それでも、画面の向こうにネイティブの講師がいると別の話になる。
点数は「正解を選ぶ力」を測るもので、人と向き合って言葉を出す力とは別物だった。これはスピフルの記事でも書いた話ですが、対人になるとさらに露骨に出ます。
【乗り換え】ネイティブキャンプからキャンブリーに変えた理由
キャンブリーの前に、僕はネイティブキャンプを使っていました。
サービス自体に不満があったわけではありません。乗り換えの理由は1つだけです。
第二言語話者のアクセントが、自分に染みつく前に
ネイティブキャンプは、第二言語として英語を話す講師が中心です。安価にたくさん話せるのは、この構成だからこそ成り立っています。
ただ僕は、あることが気になりました。
そのアクセントが自分に染みついてしまった後で、後悔するんじゃないか。
発音や音の癖は、聞いている時間の長さで入ってきます。毎日浴びる音を選ばずに積み上げて、何年か経ってから直したくなったら遅いかもしれない。
これは僕の考えで、言語習得の定説として言えることではありません。それでも僕は、先に音を選んでおくほうを取りました。
価格は上がる。それでも発音を優先した
キャンブリーはネイティブ講師が中心で、価格帯は明確に高くなります。
それでも、ネイティブと会話して、その発音を自分の中に落とし込んでいく。そこに慣れていくことを大切にしたかった。
僕がアメリカのアクセントに寄せたいと思っていたので、その選択肢があるサービスを選んだ、というだけの話でもあります。
会社の補助があったことも、正直に書きます
もう1つ、隠さずに書いておきます。会社の補助が使えました。
これがなければ、この金額で2年続けるかどうかは分かりません。読者の条件とは違う部分なので、先に出しておきます。
勤務先の福利厚生に語学の補助があるかどうかは、申し込む前に一度確認する価値があります。僕はパタプライングリッシュもこれで安くなりました。
【料金】キャンブリーに2年で実際いくら払ったか公開します
料金はサービスの公式ページを見ても分かりにくい部分なので、僕が実際に支払った金額をそのまま出します。プランは週150分、どちらも1年契約です。
1年目は159,840円。ブラックフライデーで入った
始めたのは2024年11月のブラックフライデーセールでした。セール価格になっているタイミングを狙って、1年分をまとめて契約しています。
その額が159,840円です。
先に無料体験を使って、やってみて良いと判断してから申し込みました。ここは順番を守ってよかったと思っています。
2年目は183,797円。1日あたりで考えると見え方が変わる
2025年11月に更新して、183,797円。1年目から23,957円(約15%)上がりました。
キャンブリーはドル建てなので、円で見た金額は為替でも動きます。同じプランでも年によって支払額が変わる前提で考えたほうがいいです。
年額だけ見ると高い。ただ、割って考えると印象が変わります。
1日あたり約500円。ネイティブと30分話す枠が毎日あって、コンビニの昼食1回ぶんです。
週150分を52週ぶん使い切ったとすると、年間7,800分。1分あたり約23.6円になります。使わなければこの単価は上がるので、消化率がそのままコスパになる仕組みです。
⚠️ 料金について、正直な前提
上の金額は僕が実際に支払った額で、定価ではありません。1年目はセール価格です。料金は「週あたりの分数 × 契約期間」で決まり、ドル建てのため為替でも変わります。申し込む前に公式サイトで最新の条件を確認してください。
【仕組み化】ランニング、コールドシャワー、そのままレッスン
2年続いている理由は、意志ではなく置き場所だと思っています。
パタプラで口を慣らしてから、レッスンに入る
僕の朝はこの順番です。
- 5時半に起きて、ランニングに出る
- 帰宅後、パタプライングリッシュを聴きながらコールドシャワー
- シャワーから出て、そのままキャンブリーでネイティブ講師とレッスン
ここが効いています。パタプラは音声だけで英語を口に出す教材なので、レッスンに入る時点で口が英語に慣れている。
効果を測ったわけではありませんが、いきなり画面を開いて話し始めるのとは体感が違います。1つ前の習慣が、次の習慣の準備運動になっている形です。
朝全体の流れは5時半起きの朝ルーティンに書いています。
予約はしない。その場にいる講師を選ぶ
予約機能もありますが、僕は使っていません。
その時間に空いている講師をその場で選んで始めます。予約を前提にすると「予約した時間に間に合わせる」というタスクが増えて、朝の流れが崩れるからです。
講師を固定したい人や、決まった時間に必ず受けたい人は予約を使うべきだと思います。僕はそこにこだわりがないので、この運用にしています。
講師はアメリカのアクセント、評価の高い順、あとはブックマーク
選び方は3つのルールだけです。
- アメリカのアクセントを持つ講師を必ず選ぶ(自分が寄せたい音だから)
- 検索すると評価の高い講師が上位に来るので、上から見ていく
- レッスン後、フィーリングが合った講師はブックマークしておく
ブックマークが増えてくると、「この時間にはこの人が出ていることが多い」というのが分かってきます。いまは週3回くらいが過去から続けている講師、週4回くらいが新しい講師という内訳です。
同じ講師だけだと会話のパターンが固定されるので、この混ざり方は結果的にちょうどよかったと思っています。
【変わったこと】2年でいちばん変わったのは、緊張が消えたこと
英語力の話よりも先に、これを書きたいです。
英語は手段。相手も人だと腹落ちした
回数を重ねるうちに、最初の緊張がなくなりました。
理由は、途中でこう腹落ちしたからです。
英語は手段であって、目的はコミュニケーションを取ること。そして相手も人だ。
口ごもっても、相手は待ってくれます。講師は初心者の対応にも慣れているので、無下にされることも、冷たい態度を取られることもありません。2年やって、一度もなかった。
これは実際に回数を重ねないと消えない種類の不安でした。対人のハードルは、対人でしか下がらなかったということだと思います。
フレーズとチャンクが、自然と出てくるようになった
もちろんスピーキング自体も変わりました。
使えるフレーズやチャンクが自分の中に蓄積されていって、会話中に考えずに出てくる場面が増えました。
組み立ててから喋るのではなく、塊で出る。これはパタプラで入れた型が、実戦で使われて定着していく流れだと感じています。
【変わらなかったこと】対面のスピード感とスラングには追いついていない
良いことばかり書くつもりはないので、2年やっても解決していないことを書きます。
本当の対面で話すときは、まだ厳しいです。
オンラインのレッスンではなく、実際に目の前にいるネイティブとの会話。あのスピード感と、スラング。ここはまだまだ追いついていません。
レッスンは、こちらが学習者だと分かっている相手との会話です。相手が速度を落としてくれている部分が、間違いなくあります。
ここは対面で経験を積んでいくしかないんだろうと思っています。オンライン英会話で全部が解決するわけではない、というのが2年やった正直な感想です。

【使い分け】聞く・話す・対人・ながら で分ける
僕は英語の学習ツールを役割で分けています。1つに全部やらせようとすると、どれも中途半端になるからです。
この中でキャンブリーの位置づけは「測る場」です。
覚えた表現が実際に人相手に出るか。会話が途切れずに続くか。それを毎朝確認している感覚に近いです。最近はIELTSの勉強もしているので、その練習相手にもなっています。
対になるのがスピフルの独り言英会話です。「今日はこういうことがあってムカついた」と言いたいのに英語が出てこないとき、会話しながら「これは英語でどう言うのか」を聞いて教わる。そして言えなかった表現を、あとでリストにまとめてもらう。
人相手では止まれないので拾えないものを、独り言のほうで拾う。この2つはセットで回しています。
【正直に】デメリットと、おすすめしない人
2年使った結論から言うと、デメリットは1つに集約されます。
デメリットは「価格が高い」ことに集約される
年間15万円〜18万円は、それなりに大きい投資です。
覚悟を持って取り組む必要がある金額だと思います。惰性で払える額ではありません。
逆に言うと、価格以外に大きな不満はありません。他の英会話サービスよりも質は高いと感じています。講師のレベル、対応の慣れ、そこに払っている感覚です。
こんな人には、おすすめしません
- 英会話がまだ習慣になっていない人:これがいちばん大きいです。高いプランを買っても、続かなければ1分あたりの単価だけが上がります
- 料金を抑えたい人:安く量をこなすなら、別のサービスのほうが向いています
- 講師のアクセントにこだわりがない人:こだわりがないなら、この価格差を払う理由が薄くなります
- 決まった時間に決まった講師で受けたい人:できますが、予約を前提にした運用を自分で組む必要があります
💬 僕がすすめる順番
先に安いオンライン英会話で「毎日話す」を習慣にしてしまう。それができてから、ネイティブ中心のサービスに切り替える。この順番のほうが、お金も気持ちも無駄になりません。僕自身がネイティブキャンプ→キャンブリーの順で来ています。
習慣にする部分のやり方はオンライン英会話の習慣化ロードマップに書きました。
キャンブリーのネイティブ講師についてよくある質問
Q. 週150分のプランは使い切れますか?
A. 僕は朝の流れに組み込んでいるので消化できています。ただ使い切れないと1分あたりの単価が上がるだけなので、生活のどこで受けるかを決めてから契約したほうがいいです。
Q. 無料体験はしたほうがいいですか?
A. したほうがいいです。僕も先に無料体験を使って、やってみて良いと判断してから1年契約に進みました。金額が大きいので、順番は守るべきだと思います。
Q. いつ申し込むのが安いですか?
A. 僕は2024年11月のブラックフライデーセールで入りました。年間契約は金額が大きいので、セールのタイミングを待つのは合理的だと思います。
Q. ネイティブキャンプとどちらがいいですか?
A. 目的が違います。安く量をこなして話すことに慣れるならネイティブキャンプ、発音に寄せたいならキャンブリー。僕は前者で習慣を作ってから後者に移りました。
Q. 講師の当たり外れはありますか?
A. 評価の高い順に選んで、合った講師をブックマークしていけば、ほぼ問題になりません。2年で冷たい対応をされたことは一度もありません。
Q. 2年やれば対等に話せますか?
A. レッスンの中なら問題なく話せます。ただ実際の対面だと、スピード感とスラングでまだ厳しいです。ここは正直に書いておきます。
まとめ:2年前の自分に伝えたいこと
キャンブリーに2年で払ったのは、159,840円と183,797円でした。
始める前の自分に伝えるなら、これです。
「英語力より先に、緊張のほうが消えるよ」
上手く喋れなかったらどうしよう、と思っていた時間がいちばん無駄でした。相手は待ってくれるし、英語は手段でしかない。それが腹に落ちるまでに必要だったのは、勉強ではなく回数でした。
料金は安くありません。だからこそ、受ける時間を先に生活の中に確保してから契約するのが唯一のコツだと思っています。
今日やることを1つだけ挙げるなら、これです。
明日の朝、英語を話す30分をどこに置くか決めてください。
ツールを選ぶより先です。置き場所が決まっていない習慣は、どんなに良いサービスを買っても続きません。
※本記事の金額は、僕が2024年11月・2025年11月に実際に支払った実額(週150分・1年契約)です。定価ではありません。料金はドル建てで、契約期間や為替によって変わります。申し込み前に必ず公式サイトで最新の条件を確認してください。
※記事の内容は2026年9月時点の僕自身の体験に基づくものです。
