「正解のサイン」を使いたいけど、どうやって使えばいいのかわからない…
TOEIC長文対策をしたいけど、何を使えばいいのかわからない…
と悩んでいませんか?
この記事を読むことで、「正解のサイン」の使い方をマスターし、TOEICのスコアアップにつなげることができます!
私自身、正解のサインを使いこなすことで、TOEIC800点以上取得することができました!
この記事では、正解のサインの基本的情報から、具体的な使い方まで、詳しく解説します。
これを読んで、TOEICスコアアップをしていきましょう!
目次
TOEIC正解のサインとは?
TOEIC正解のサインの基本説明
『TOEIC L&R TEST 速読特急 正解のサイン』とは、TOEICテスト満点を何度も獲得したことのあるテッド寺倉さんが出版している著書です。
(本稿執筆時から見て)24年6月発売と直近での発売ですが、そのクオリティの高さからTOEIC界隈で非常に話題になっています!
※書籍名が長いので以後、『正解のサイン』と書かせていただきます。
基本情報
書籍名 :TOEIC L&R TEST 速読特急 正解のサイン
値段 :1,100円(税込)
発売日 :2024年6月30日
寸法 : 17.2 x 10.7 x 1.45 cm
出版社 :朝日出版社
ページ数 :296ページ
著者 :テッド寺倉 先生
「正解のサイン」=「正解につながるキーワード」
パート7学習のための参考書です。
パート7の答えに直結する「正解のサイン」が200個も収録されています。
シングルパッセージ20セット、ダブルパッセージが2セット、トリプルパッセージが2セット収録。
演習問題を通して、正解のサインを身に着けることができる書籍です!
テッドさんのプロフィール
「正解のサイン」の著者である、テッド寺倉さんのプロフィールをご紹介します。
参考
テッド寺倉(てっどてらくら)
ビジネス英語トレーナーで株式会社Actively代表。
日系メーカーのオランダ駐在員や外資系企業勤務を経て、語学研修の道へ。
現在は企業研修講師としてTOEIC対策やビジネス英語、異文化コミュニケーションを指導。
「TOEICの本質を理解してテスト対策をすれば、スコアと同時に使える英語スキルも獲得できる」というのが信条。
『TOEIC L&Rテスト 至高の模試600問』、『TOEIC L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング』シリーズ(以上アルク)など共著。
テスト研究のために受験し続けているTOEICは990点満点を60回以上取得。
何度もTOEICテストで満点を取ってきた、スコアアップに信頼性のある方です。
その方が、長文対策でスコアアップできるように考えてくれたのが、この「正解のサイン」です。
高スコアを取得している方が、どこに注目して問題を解いているかが理解できるようになることで話題になっています!
おすすめのポイント
①今までの参考書にはなかった解説
本書は、今までの参考書にはなかった解説があります。
それがまさに「正解のサイン」を教えてくれるという点です。
今までの問題の参考書は、丁寧に解説されているものが数多くあります。
ただ、本書のように「サイン」を教えてくれるものはありませんでした。
ご参考に収録されている「正解のサイン」の例を、一つだけ紹介しておきます。
「instead of(提案・申し出)」といったものがあります。
なぜこれが正解のサインかというと、「(提案・申し出)」の部分が正解になる可能性が高いからです。
なので、問題を読む時に、「instead of」をみつけたら正解かも!とアンテナを立てることができます。
本書を練習していくことで、そのようなアンテナをいくつも立てることができてくるので、必然的にスコアアップにつながっていくということですね!
②再現性が高く、学習効果が高い
テストに出る語句は毎回異なってきます。
しかし、正解のサインは似たものや同じものが登場してきます。
つまり、再現性が高く、効率的であるということです。
たとえ単語の意味が分からないものがあったとしても、文の機能が理解できるため、正解できる可能性が高まります!
③十分な問題数
本書は長文対策に十分な演習問題を備えています。
ポイント
シングルパッセージ20セット
ダブル・トリプルパッセージ各2セット
=合計24セット
具体的には、このような演習問題を収録しています。
また正解のサインは12のグループに分類しています。
これらを意識できるような問題構成になっているので、所見の問題でも、「ここがポイントになりそうだぞ」というアンテナを立てていくことが可能になります。
関連
目的・条件
問題・懸念
近況・決定
特典・報酬
意向・質問
提案・申し出
過去・経験
強調・要点
注意・義務
予定・予測
感謝・関連
特徴・利点
正解のサイン具体的な使い方を解説
本書ではレベルごとに使い方がまとまっています。
800点以上を目指している方は、以下の使用方法を意識して取り組んでください。
①第1章の例文をチェックする
第1章の例文をSVOCの文構造を意識して、語順通りに読む。
前後の文脈がないため、早く読まないように、丁寧に読むように心がけます。
わからない単語があれば、語句の和訳を確認します。
文の和訳は理解チェックに使用します。
②正解のサインを推測してみる
正解のサインとその類義語・関連語、解説を学習した後、例文に戻って、正解のサインから何が推測できるかを考えます。
例えば、「appreciate(~に感謝する)」というサインがあるとします。
「何に感謝をしているのか」だけでなく、「誰が何をしたのか」、「書き手は誰か」などの示唆も読み取れる可能性があります。
直接的に書かれていない情報を文脈から読み取る力が必要です。
③言い換えの確認
1問1答で、例文の情報がどう言い換えられているのかを確認します。
このプロセスで、正解パターンの知識を身に着けます。
④演習問題を時間を測って取り組む
第2章の演習問題は、本番のテスト同様に時間制限ありで取り組みます。
シングルパッセージ(3紋つき)は3~4分、
ダブル・トリプルパッセージは6~7分が目安です。
時間内に解ききれなかった問題は、時間制限なしで読み込みます。
⑤音読トレーニングを行う(復習)
音声を使った音読トレーニングを行います。
文字を見ながら音声を聞き、ポーズして音読するリピーティングと、カラオケのように音声と同時に音読するオーバーラッピングの両方に取り組みます。
オーバーラッピングは再生速度を落としていても構いません。
文字・音・意味を同時に処理できるようになることが目標です!
正解のサインの注意点
本書は良著ですが、いくつか注意点もあります。
それを踏まえたうえで活用いただければと思います。
①基礎ができている人が取り組む教材である
本書で勉強すれば、得点アップにつながるのは間違いありません。
しかし、英単語や英文法が身についていない方が取り組んでも本来得られる効果を享受できません。
何事もそうかと思いますが、基礎ができていないのに裏技を覚えても効果が薄くなってしまいます。
ある程度の英単語と文法を身に着けてから学習していきましょう!
目安としては、TOEICでいうと600点以上取れるといいかと思います!
②1周だけで終わらないようにすること
もう一つ注意する点としては、1周だけで終わらないようにすることです。
この教材は、何回も繰り返して読み込むことで効果を発揮します。
定期的に復習することを心がけましょう。
何度も繰り返し行うことで、「正解のサイン」の勘所がつかめてきますよ!
③ほかの教材で演習問題を解く必要があること
この教材だけでパート7の対策ができていると思うのは少し危険です。
もう一つの注意点は、演習がもっと必要であるということです。
問題は十分ついていますが、実践で使うにはまだまだ足りません。
ここでルールを覚えて、演習して、また戻って、演習してを繰り返す必要があります。
過去記事で長文対策についても言及しているので、ご参考にしてみてください!
正解のサインのレビュー・口コミ
いくつかレビューや口コミを紹介させていただきます!
テッド先生の新刊『正解のサイン』徹底レビューさせて頂きました🙌
ご本人に特別に許可頂いて動画内で中身を一部紹介させて頂いております。
気になっている方はぜひご覧下さい!https://t.co/Rzqsc01Vh6 pic.twitter.com/8NBHYRd7t6
— Haru (@Haru_toeic980) June 20, 2024
英語学習ユーチューバーのHaruさんも絶賛しています!
私も最初はHaruさんの動画を見て、正解のサインを知りました!
#テッド寺倉 先生の『TOEIC L&R TEST 速読特急 正解のサイン』が大人気ですね👀✨
せっかくなのでアルクからも #テッド寺倉 先生に過去ご執筆いただいた書籍をご紹介させてください!今週末、23日(日)はTOEIC公開テストです!受験される皆様がベストを尽くせるよう、心から応援しております✏📒 pic.twitter.com/eYYkvaZfTR
— 語学のアルク📚【公式】 (@alc_press) June 21, 2024
語学のアルク公式さんもポストしています!
公式がわざわざ大人気と紹介されるとは、すごいですね!
正解のサインを活用することで、TOEIC最難関の長文を攻略できる!
いかがでしたでしょうか。
本書を活用することで、苦手な人が多いパート7の長文を攻略していくことが可能です。
私自身本書を活用することで、リーディングのスコアアップが測れ、835点を達成することができました。
また、試験中も初めて、全問200問を解ききることもできました。
正解のサインを知ることで、問題のコツがわかり、解くスピードも速くなります。
必然的に正解可能性が高まり、スコアアップにつながります!