以前の記事でkindleをオススメさせていただきました。
Kindleで読んで、とてもオススメできる作品を紹介させていただきます。
それは『運転者 未来を変える過去からの使者』です！
その名の通り、運転者であるタクシードライバーを中心としたストーリー展開なのですが、題名に込められている本当の意味合いは、『運を転じる者』です。
これはかなり深い話でした。
今でも読み返すくらい、人生において参考になることが本当に多いです。
こんな方におすすめ
- 人生の岐路に立っている人
- 感動的な物語が好きな人
- 自己成長や変化を求めている人
- 読書初心者の人
- 哲学や人生の意味に興味を持つ人
- 昔に読んだことがあり、本の内容を思い出したい人
目次
「運転者」とは？
「運転者」は、喜多川泰さんの小説で、未来を変える過去からの使者を描いています。
主人公の修一は保険営業マンで、報われない努力に疲れ仕事の失敗や家庭の問題に悩んでいます。
彼の心は重く、どうすれば幸せになれるのかを考えています。
そんな彼の前に現れる「タクシー」の運転手。
普通のタクシー運転手ではなく、「運を転ずる」存在でした。
彼は「運」の本質を教え、上機嫌でいることの大切さを伝えてくれます。
運は「使う」「貯める」ものであり、上機嫌でいることで人生の転機に気づくことができます。
この運転手との出会いを通じて、修一は自身の人生観を変え、運命を切り開いていくのです。
主人公は、運命の糸が彼をどこへ導くのか、読者も一緒に考えながら物語を追いかけます。
運転者との出会いが、彼の人生を変えるキーポイントとなります。
正直これだけ読むでも全然元が取れたと感じるくらい、人生において大事なことを学べます！
運の本質とは？
運は「使う」ものであり、「貯める」ものであると、運転手は主人公に教えます。
「使う」ことで運命が変わり、「貯める」ことで未来に備えることができるのです。
運を活用するためには、上機嫌でいることが大切です。
運転手は、運命の流れを理解するために「使う」ことを促します。
運命の転機に気づくためには、自分の感情や行動を大切にし、運を引き寄せることが必要です。
運を貯める方法
運は、単なる「いい運」「悪い運」ではなく、使うことで増えるものです。
努力や行動を通じて、運を貯めることができます。
以下は、本書で述べられている運を貯めるための方法です。
運を貯めるための方法
●努力は報われる
頑張っても報われないと感じるときは、運が貯まっているサインです。
同じ努力をしたのに結果が出なかった人は、その分運を貯めていると考えましょう。
努力は報われるし、やるべきことをやれば結果は後からついてくるものです。
●感謝の心を持つこと
運を貯めるためには、感謝の気持ちを忘れずに。小さな幸せに感謝しましょう。
修一は、運転手との交流を通じて、感謝の大切さを学びます。
●人との繋がりを大切にすること
運は人との縁から生まれることも多い。人々との良い関係を築きましょう。
修一は、運転手との出会いを通じて、新たな人間関係を築きます。
●誰かのために時間を使うこと
誰かの幸せのために自分の時間を使うことは、運を貯める行動です。
上機嫌でいるコツ
本書の中で、運転手は「笑顔でいることが大切」と伝えます。
自分自身の幸せだけでなく、周りの人々にも幸せをもたらすことで、運を引き寄せることができるのです。
運が劇的に変わるタイミングや場所にはアンテナがあり、上機嫌のときに感度が最大になります。
逆に機嫌が悪いとアンテナは働かないので、常に上機嫌でいることが大切です。
以下に、上機嫌でいるための具体的なコツを以下に示します。
上機嫌でいるためのコツ
笑顔を意識的に作る
笑顔を意識的に作る笑顔は幸せのシグナルです。
鏡の前で笑顔を作ってみたり、他人に笑顔を向けてみましょう。
ポジティブな言葉を使う
言葉は現実を作り出す力があります。ポジティブな言葉を使って自分自身を励ましましょう。
自分を褒める習慣をつける
自分を認めることは自信を高め、幸せを引き寄せる一歩です。毎日少しずつ自分を褒めてみましょう
これらのコツを実践することで、上機嫌でいることができ、運を味方につけることができます！
本作品で伝えたいこと
本書を読んで私が感じたことをまとめました！
本当に何度も読み直したくなるくらい、人生においての学びになる本です。
ココがポイント
運が好転するタイミングは後から振り返って気付くものである
頑張っているのに報われないと言っている人がいますが、努力は種をまく行為。
そういう人は種を蒔いて育てていて、収穫時期の前に「まだ育たない」と言って嘆いているのと同じこと。
収穫までには時間がかかるもので、すぐには何も起こらない。
勉強や仕事、スポーツ、筋トレも同様である。
ココがポイント
誰かの努力、ひたむきな姿勢は、他の人に幸せをもたらす力がある
この世の中は、誰かが頑張る姿からもらったエネルギーの集合体である。
努力の成果が現れるのは、ずっと後。そしてその成果は自分に表れるとは限らない。
周りの大切な人とか次の世代とか、そういうところに表れることだってある。
どんなことが起こっても、起こったことを自分の人生において必要な経験に変えていくことが「生きる」ということ。
ココがポイント
使う運より、貯める運を多くする
誰よりも運を貯める生き方をする。
貯めた運の半分くらい使って生きる。
それでも誰より得るものが多い。そんな生き方がプラス思考である。
最後に
いかがでしたでしょうか。
別作品ですが、『夢をかなえるゾウ』にも同じような教えが書かれていました。
ポイント
昔から、お金・恋愛・人間関係・競争など人々の悩みは変わっていないと思います。
だからこそ、そのような悩みの解決策として、本は昔から今に至るまでずっと読まれ続けているし、ハウツーを伝える・学ぶために新しい本が出ているのだと思います。
本書は、今の時代が先人たちが便利にしようと思った努力から作られているという実感ができ、感謝をする心が自然に出てきます。
ぜひ読んでみてください！
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