映画を見るのも趣味の一つなのですが、今回素晴らしい映画に出会えたので紹介します!
感動しましたし、『人生を生きる意味』を考えさせられるようなメッセージ性のある映画でもあり、本当におすすめの作品です!
こんな方におすすめ
- 人生の目的や幸福についての疑問を持っている人
- ジャズの音楽や音楽の哲学に興味がある人
- 人生の意味についての感動的な物語を楽しみたい人
- 今夢を追いかけている人
- 家族向けのエンターテイメントを探している人
ずばりそれはどんな作品かというと…
「ソウルフル・ワールド」です!
今更だと思った方もいるでしょうが、最近映画館で再上映をしていたこともあり、見に行くことにしました。
ソウルフル・ワールドとは
ピクサー・アニメーション・スタジオ製作によるアメリカのアニメーション映画であり、第93回アカデミー賞の長編アニメ映画賞を受賞した作品です。
この映画は、生まれる前の世界を舞台に、人生の幸福(「きらめき」)について深く考察しています。
誰しも一度は、人生の目的や幸福について疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。
私たちは『何のために生まれてきたのか』という深いテーマが、この映画に込められています。
あらすじ
ジョー・ガードナーは、音楽教師でありながらジャズピアニストになる夢を抱いています。
彼はニューヨークのジャズクラブで演奏するチャンスを手に入れ、大喜びします。
しかし、喜びもつかの間、ジョーはうっかり蓋の開いたマンホールに落ちてしまいます。
そこには青くかわいい姿の魂(ソウル)たちの世界が広がり、人間として生まれる前にどんな自分になるかを決めていたのです。
ジョーは、自分の体に戻るために魂の世界をさまよい、そこで問題児の22番と出会います。
22番は人間になりたくないと何百年も魂の世界で暮らしており、ジョーは彼女のメンターとなります。
二人は共に人間の世界を巡り、さまざまな冒険を繰り広げます。
そして、ジョーは自分の体に戻る方法を探し続けます。
果たして、彼らは人間の世界へ戻ることができるのでしょうか?
「ソウルフル・ワールド」の魅力とは?
「ソウルフル・ワールド」は、ピクサーが贈る感動的なアニメーション映画です。
個人的には以下のような魅力があると感じました!
ココがポイント
①美麗なアニメーションと深いメッセージ性
この作品は、生まれる前の世界を舞台に、人生の幸福(「きらめき」)について描いています。登場人物たちの細やかな動きや生まれる前のソウルの世界は、きめ細やかに描かれており、視覚的にも楽しめます。
②一瞬一瞬を大切に生きることの重要性
映画は、人生についての大切な問いを投げかけています。生きる意味や目的を見つけることも素晴らしいが、小さな幸せを見つける感性も大切だと教えてくれます。
③音楽とキャラクター
ジャズミュージシャンのジョー・ガードナーと新しく生まれた魂、22番の出会いを通じて、人生の意味を探求します。音楽とキャラクターの魅力が際立っています。
④普遍的なテーマ
約4年前の作品ですが、いつの時代にも通じる普遍的なテーマを描いています。
⑤自己肯定感についての考察
夢が叶っても幸福が感じられない理由や、自己肯定感について改めて考えさせられる部分もあります。
あくまで私が感じた本作品の魅力です。
ぜひ一度見てみて、本作品の魅力を探してみてください!
「ソウルフル・ワールド」のメッセージと哲学
登場人物たちの細やかな動きや生まれる前のソウルの世界の描写は、私たちが通ってきた世界について考えさせるほど、きめ細やかに描かれています。
この映画は、普遍的なテーマを描いており、人生の幸せの感じ方について深く考察する素晴らしい作品と言えると思います。
私が考えるこの作品のメッセージについては、以下のようなものがあると思います。
ポイント
・他者とのつながりや人々との交流が、人生においてどれほど重要であるか
・一瞬一瞬を大切に生きることの重要性や小さな幸せを見つける感性も大切であること
・人々が夢を追い求める中で、本当の幸福や目的を見つける重要性
・日常の尊さ
個人的には、「欲しいものが手に入れば人生が変わる」ということに対する思い込みに対するもメッセージがあるのではないかと思いました。
映画の中でジョーは、目標が達成できたのに、なぜか満足できていないような描写があります。
「モノやお金」など、自身が欲しいもの以上に大事なものが、日常にはあることをこの映画が教えてくれていると思います。
美麗なアニメーション、音楽
ピクサーは、映画の美しいアニメーションで知られています。
特に「ソウルフルワールド」は、魂の世界やジャズクラブのシーンなど、繊細で色鮮やかな映像が印象的です。
観客は、美しいアニメーションに引き込まれ、物語の世界に没入します。
アニメーションの細部にも注目です。ソウルの世界のデザインやキャラクターの表情、音楽のリズムとの調和が、視覚的な魅力を高めています。
また高評価を受けている作品で、素晴らしい音楽も称賛されています。
小学生でも楽しめる内容で、家族で観るのにもぴったりです。
音楽のシーンも、観客の心を打つ要素となっています。
ジャズの音楽が物語を彩り、感情を引き立てています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ソウルフル・ワールドは、コロナ禍に上映されたこともあり、劇場で予告やCMを見る機会が少なかったのではないでしょうか。
『インサイドヘッド2』の上映が控えているこのタイミングで、再上映が決まったのだと思いますが、本当に劇場で見てよかったと思います!
ディズニー+やブルーレイのレンタルができるかと思いますので、ぜひ見ていただきたいと思います!