英語

シャドテンの添削で「試験の耳」を壊した話|TOEIC835点でも聞き取れなかった

「TOEICのリスニングは取れるのに、ネイティブの会話になると急に聞き取れない」

「シャドーイングを続けているけれど、力がついているのか分からない」

「忙しい日に学習が途切れて、そのままやらなくなる」

英語のリスニングを本気でやろうとした人なら、たぶん全部通ってきた道です。

こんにちは、よしハビットです。

僕はTOEICを500点から835点まで上げました。それなりに勉強してきたつもりでした。

だからこそ、思い込んでいました。835点も取れたのだから、ネイティブの英語だってある程度は聞き取れるはずだ、と。

その思い込みは、実際にネイティブを前にした瞬間に崩れました。

結論を先に書きます。試験の耳と、実戦の耳は別物です。そしてこの差は、自己流のシャドーイングを何時間積んでも埋まりません。自分が聞き取れていない音は、自分では見つけられないからです。

僕が選んだのは、プロにシャドーイングを添削してもらう「シャドテン」でした。今4ヶ月目です。

この記事では、4ヶ月使って実際に変わったこと、変わらなかったこと、そして忙しい日でも学習をゼロにしないための仕組みを書きます。数日で劇的に変わる話は出てきません。

💡 この記事の要点

  • TOEICのスコアが高くても、実戦で聞き取れるとは限らない
  • 自己流のシャドーイングでは、自分の弱点に気づけないまま固定化する
  • 4ヶ月続けて、長い英文を途中で見失わずに処理できる幅が広がった
  • ただし劇的には変わらない。伸びを感じるまでに月単位の時間がかかる
  • 忙しい日は5分のディクテーションテストだけ。ゼロの日を作らないのが続けるコツ

📌 この記事でわかること

  • TOEIC835点でもネイティブの英語が聞き取れなかった理由
  • 自己流シャドーイングの限界と、添削が必要になる理由
  • シャドテンを4ヶ月使って変わったこと・変わらなかったこと
  • 忙しい日でも学習を止めないための「5分の逃げ道」の作り方
  • 料金・キャンペーンについて、僕が実際に申し込んだときの条件

1. TOEIC835点でも、ネイティブの英語は聞き取れなかった

スコアは上がった。それでも会話では固まった

英語の学習は、それなりに続けてきました。

問題集を解く。リスニングセクションの対策を重ねる。地道にやった結果、TOEICのスコアは500点から835点まで上がりました。

ここまで来れば大丈夫だろう、と思っていました。

ところが、実際にネイティブの話を聞くと、聞き取れない部分が山ほどありました。

スピードについていけない。単語は知っているはずなのに、音として耳に入ってこない。頭の中で追いかけている間に、話はどんどん先へ進んでいきます。

そのときの頭の中を正直に書くと、こうです。まず単語をひとつ拾う。意味を思い出す。次の単語を拾う。その作業をしている間に、相手はもう次の話へ進んでいる。追いつこうとして、また置いていかれる。

知らない単語だから聞き取れないのではありませんでした。知っている単語が、音として耳に引っかからないのです。

点数だけを見れば、僕は「英語ができる人」でした。実際には、目の前の会話ひとつ処理できていませんでした。

点数を持っている人ほど、この事実は認めにくい

ここには、地味にきつい問題があります。

スコアを取るまでに、それなりの時間とお金をかけています。だからこそ「点数は取れたのに聞き取れない」という現実は、素直に認めにくい。

僕もしばらくは、たまたま相手の話し方が速かっただけだ、と考えていました。原因を自分の外に置いていたわけです。

その言い訳をやめて、聞けていないという事実をそのまま受け入れたところから、ようやく次の手が見えてきました。

「試験の耳」と「実戦の耳」は別物だった

この差はどこから来るのか。整理すると、こういうことでした。

比べる点試験のリスニング実際の会話
音の出方学習者向けに整えられている音がつながる、消える
速度一定に保たれている相手の都合で変わる
聞き逃したとき次の問題に進めばいい会話は止まってくれない
僕の結果835点ついていけなかった

試験の音声は、学習者に聞き取らせるために作られています。だから聞き取れて当然とも言えます。

一方で、ネイティブ同士が普通に話す英語には、そういう配慮がありません。

試験のスコアは、試験の音声を処理する能力を測ったものでしかなかった。そう気づいたとき、勉強のやり方そのものを変える必要を感じました。


シャドテンの添削を受ける前に感じていた、試験のリスニングと実際の会話の違い

2. なぜ自己流のシャドーイングでは限界が来るのか

シャドーイング自体は、前からやっていた

「何かを変えないといけない」

そう思ったとき、すぐに浮かんだのがシャドーイングでした。聞こえてきた音声を影のように追いかけて発音する、あの練習です。

実は、以前からある程度の期間、自分でやっていました。それなりの量をこなしていた自覚もあります。

それでも、実戦では聞き取れませんでした。

自分が聞き取れていない音は、自分では見つけられない

理由を考えて、ひとつの答えに行き着きました。全部が自己流だったことです。

⚠️ 自己流シャドーイングの落とし穴

自分では言えているつもりの箇所でも、聞き取れていない音は曖昧なまま流している可能性があります。しかも厄介なことに、聞き取れていないという自覚がありません。誰かに指摘されない限り、そのまま固定化していきます。

聞き取れていない音を、自力で発見するのは無理があります。聞き取れていないから、そこが弱点だと気づけないわけです。

量を増やせば解決するかというと、そうでもありませんでした。同じ聞き取り方のまま回数だけ重ねても、拾えていない音は拾えないままです。むしろ、間違ったまま慣れていきます。

練習量の問題ではなく、練習の精度を確認する手段がなかった。そこが自己流の限界でした。

自分の発音や聞き取りを、客観的に他人に確認してもらう。試験より上のレベルを目指すなら、この工程が要るのではないか。そう考えました。

やり方は知っていた。足りなかったのは「確認」だった

誤解のないように書いておくと、シャドーイングという練習法そのものは正しいと思っています。効果も感じていました。

足りなかったのは、そのやり方が正しくできているかを誰かに見てもらう工程です。

スポーツでも筋トレでも、フォームが崩れたまま反復すれば、崩れたフォームが体に染み付きます。英語の音も同じでした。

シャドーイングの手順そのものは、以前まとめた記事があります。やり方から知りたい方はこちらをどうぞ。


3. シャドテンの添削を4ヶ月受けて変わったこと・変わらなかったこと

長い英文を、途中で見失わなくなった

現在、4ヶ月ほど使っています。

リスニングは伸びている実感があります。中でもはっきり変わったと感じるのは、長い英文が続いたときに処理できる幅です。

以前は、文が長くなると途中で崩れました。前半を追いかけているうちに後半が入ってこない。気づいたら話が終わっている。

その処理できる長さが、少しずつ伸びてきた感覚があります。

派手な変化ではありません。ただ、会話では地味に効きます。相手の話の途中で脱落しないというのは、そのまま会話が続くかどうかに直結するからです。

💡 4ヶ月使って感じている変化

  • 長い英文でも、途中で情報を見失わずについていける範囲が広がった
  • 自分の音声を提出して指摘を受けるので、弱点が自分の外側から見える
  • 「聞けているつもり」で流していた部分に、自分で気づけるようになってきた

変わらなかったこと:続けるのは、結局自分

正直に書きます。続けること自体は、まったく自動化されませんでした。

添削してもらえるからといって、勝手に習慣になるわけではありません。音声を録って出すのは自分です。やめようと思えば、明日からでもやめられます。

サービスが解決してくれるのは「何を直すべきか分からない」という問題であって、「今日やるかどうか」は最後まで自分の問題として残ります。

ここを勘違いすると、契約しただけで満足して終わります。お金を払った時点では、まだ何も変わっていません。

4ヶ月でこの程度、という正直な話

もうひとつ正直に書いておきます。急激には変わりません。

4ヶ月続けて、ようやく「伸びている気がする」と言える段階です。劇的に世界が変わったとは書けません。

そういうものだと思っています。だからこのまま続けて、もう少し先まで伸ばしたいと考えています。

短期間での変化を期待している人には、この時間感覚は合わないかもしれません。


4. 聞く力と話す力は、分けて鍛える

シャドテンとスピフルの役割分担

英語は、聞けるようになるだけでは会話になりません。逆に、話せても相手の言葉が分からなければ止まります。

僕は、聞く力と話す力を別のツールで鍛えています。

サービス鍛える力やっていること
シャドテン聞く力(インプット)シャドーイングを添削してもらい、聞き取れていない音を直す
スピフル話す力(アウトプット)瞬間英作文で、言いたいことを反射で口から出す

どちらも「自分では気づけない部分を、外から見てもらう」という点では同じ発想です。

順番に迷ったら、僕は聞く側から整えることをすすめます。相手が何を言っているか分からなければ、返す内容も決まらないからです。

スピーキング側の話は別記事にまとめています。話すほうで詰まっている方はこちらを。


5. 続けるために作った「5分の逃げ道」

基本は1日20分〜30分

僕の学習時間は、だいたい1日20分から30分です。

扱う音源によっては、もう少しかかる日もあります。長めの文章に当たった日は、素直に時間がかかります。

まとまった時間を確保しているわけではありません。空き時間に押し込んでいます。

忙しい日は、ディクテーションテストだけ

問題は、その20分すら取れない日です。

仕事が長引く日はあります。疲れて何もしたくない日もあります。そういう日に「今日はいいか」を一度許すと、次の日も同じ理由で飛ばします。

そこで、逃げ道を先に用意しておきました。

忙しい日のルール

  • シャドテンには「ディクテーションテスト」があり、5分ほどで終わる
  • 時間が取れない日は、これだけやって終わりにしていい
  • 1分でも5分でも、英語に触れた日にする

ゼロの日を作らないことが、すべて

大事なのは、学習量ではありません。ゼロの日を作らないことです。

💡 このブログの軸

「続かないものは、意志ではなく仕組みで潰す」
意志の力を使わないと回らない仕組みは、いずれ止まります。

「毎日30分やる」と決めると、30分取れない日に挫折します。

「忙しい日は5分でいい」と決めておけば、その日はクリアです。連続が途切れません。

気合いで乗り切ろうとしないこと。疲れている日の自分は、今の自分より確実に弱いという前提で設計しておくことです。

もうひとつ効いているのが、やる場所と時間を空き時間に固定したことです。「時間ができたらやる」にすると、その時間は永遠にできません。移動中や待ち時間など、もともと空いている枠にはめ込んでしまえば、新しく時間を作る必要がなくなります。

意志で時間を捻出するのではなく、すでに空いている場所へ差し込む。この違いが、4ヶ月続いているかどうかの差だと感じています。

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自己流のシャドーイングに限界を感じているなら

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シャドテンの添削を4ヶ月続けるために作った、5分の逃げ道の仕組み

6. 正直に書きます:シャドテンのデメリットと注意点

手放しでおすすめできるサービスではありません。気になっている点も書いておきます。

注意点内容
即効性はない4ヶ月使って「伸びている実感」の段階。短期間で劇的には変わらない
時間の確保は必要基本は20分〜30分。5分の逃げ道はあるが、ゼロでは進まない
手間はかかる音声を録って提出する工程がある。独学の気楽さとは違う
続ける部分は自分の仕事添削は受けられるが、毎日やるかどうかは最後まで自分次第

この4つは、使う前に知っておいたほうがいいと思います。特に最後のひとつは、契約前に一度考えておく価値があります。

料金について、僕が申し込んだときの条件

僕が申し込んだときは、キャンペーンで最初の3ヶ月間が2,000円引きになりました。

ただし、この手のキャンペーンは時期によって変わります。僕が使えた条件が、あなたが申し込むタイミングでも同じとは限りません。

そのためこの記事では、具体的な月額を断定しません。申し込む前に、公式サイトで最新の料金プランとキャンペーン条件を必ず確認してください。


7. こんな人に向いていて、こんな人には向かない

こんな状態なら、僕と同じ壁の前にいます

  • TOEICのスコアは取れているのに、ネイティブの会話が聞き取れない
  • 自己流でシャドーイングを続けているが、伸びている実感がない
  • 試験対策の先にある「実際に使える英語」を目指したい
  • まとまった時間は取れないが、隙間時間なら毎日ある

向き不向きがはっきり出るサービスだと思います。

⚠️ おすすめしない人

  • 試験のスコアが取れれば十分で、実際に英語を聞く場面が今後ない人
  • 1日5分の時間すら確保するつもりがない人
  • 数日から数週間で聞き取れるようになることを期待している人
  • 自己流でも伸びている実感があり、客観的な指摘を必要としていない人

逆に、「点数は取れているのに会話についていけない」という状態にいるなら、僕と同じ壁の前に立っています。自分では見つけられない弱点を外から指摘してもらう価値は、そこにあります。

始める前に決めておくといいこと

もし試すなら、申し込む前にひとつだけ決めておくことをすすめます。

1日のどの時間にやるかです。

「やる気になったらやる」で始めると、たいてい最初の忙しい日で止まります。通勤中、昼休み、寝る前。すでに空いている枠を先に押さえておくほうが、確実に続きます。


8. シャドテンについてよくある質問

Q1. 1日どのくらいの時間が必要ですか?

A. 僕の場合は1日20分〜30分です。音源が長いときはもう少しかかります。時間が取れない日は、5分ほどで終わるディクテーションテストだけにしています。

Q2. どのくらいで効果を感じましたか?

A. 4ヶ月続けて、長い英文を処理できる幅が広がってきたと感じている段階です。数日や数週間で変わるものではありませんでした。

Q3. 自己流のシャドーイングでは駄目ですか?

A. 練習法そのものは有効だと思っています。ただ、自分が聞き取れていない音は自分では見つけられません。そこを外から指摘してもらえるかどうかが、自己流との差になります。

Q4. 毎日音声を提出するのは負担になりませんか?

A. 提出の工程がある分、独学より手間はかかります。僕は空き時間にやることで生活に組み込みました。忙しい日は5分で切り上げる前提にしています。

Q5. TOEICのスコアアップにも効果はありますか?

A. 僕はスコアを上げるために始めたわけではないので、断定はできません。僕が実感しているのは、試験よりも実際の会話で聞き取れる範囲が広がったことのほうです。

Q6. 料金やキャンペーンはどこで確認できますか?

A. 時期によって変わるため、必ず公式サイトの最新情報を確認してください。僕が申し込んだときは、最初の3ヶ月間が2,000円引きになるキャンペーンでした。


まとめ:昔の自分に伝えたいこと

「TOEICで835点取れたんだから、ネイティブの英語も聞けるはずだ」

昔の僕は、本気でそう思っていました。実際には、目の前の会話ひとつ処理できませんでした。

試験の耳と、実戦の耳は別物です。そして自分が聞き取れていない音は、自分では見つけられません。だから外から見てもらう工程が要ります。

4ヶ月続けて、長い英文についていける幅は広がってきました。急激ではありません。ただ、確かに変わってきています。

続けられているのは、意志が強いからではありません。忙しい日は5分で終わらせていいという逃げ道を、先に作っておいたからです。

続かないものは、意志ではなく仕組みで潰す。英語も同じでした。

最後に、今日やることをひとつだけ。

自分の1日の中で、5分だけ英語に触れられる隙間はどこかを決めてください。通勤でも、昼休みでも、寝る前でも構いません。場所と時間を先に決めておくことが、続ける仕組みの入口になります。

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「点数はあるのに聞き取れない」を、そのままにしない

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  • この記事を書いた人

よしハビット

全国転勤のアラサー金融営業社員。FP1級保有/TOEIC835点/読書で1年間100冊読了/資産3000万円達成/マラソンでサブ3.5達成(2025年7月)。 自分は何が得意なのかよくわからない劣等感から資格取得を目指した結果、継続化や習慣化が得意になりました。『お金』『英語』『読書』でお役立ちできる情報を提供します!朝5時半起きの習慣(ハビット)大好き人間

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