複利で伸びる習慣とは?
本の基本情報
この本は、私が社会人になってからの勉強習慣について、思っていることを言語化してくれている本です。
FP1級を取得できたこと
TOEIC800点以上取得できたこと
大学生時代からランニングを継続できていること
すべてはこの本のメソッドに詰まっていると思っています。
私の人生のバイブル本ともいえる本ですので、ぜひ皆様にも読んでほしいと思っています!
ポイント
タイトル:ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣
著者 :ジェームズ・クリアー
発刊年 :2019年10月12日
ページ数:328ページ
出版社 :パンローリング 株式会社
概要
本の紹介文もご参考に掲載します。
参考
習慣は自己改善を複利で積み上げたものである。
毎日1パーセントの改善が長期的には大きな改善になる。
自己改善が複利の利子を生んでいくようなものである。
投資した資金が複利で増えるように、習慣の効果も繰りかえすことで大きくなっていく。
1日ではほとんど違いがないように見えても、数カ月や数年をかけてもたらされる影響は計りしれない。
2年、5年、あるいは10年後に振り返ってはじめて、良い習慣による利益と悪い習慣による損失がはっきりと目に見えてくる。
良い習慣を身につけるのに唯一の正しい方法などないが、ここでは著者の知っている最善の方法を紹介する。
つまり、どこから始めても、また、変えたいものがなんであろうと効果のある方法である。
ここで取りあげる戦略は、目標が健康、お金、生産性、人間関係、もしくはその全部でも、段階的な方法を求めている人なら、誰にでも合うはずだ。
人間の行動に関するかぎり、本書はあなたのよきガイドとなるだろう。
複利とは
この本で言及されている、『複利』というものについて確認しておきます。
ココがポイント
複利とは、元本に対して生じる利子だけでなく、その利子にも再び利子が付くという仕組みのことです。
つまり、利子が利子を生むことで、元本が時間と共に雪だるま式に増えていく仕組みです。
これは金融の世界で頻繁に用いられる概念であり、長期的な資産形成において非常に強力な効果を発揮します。
複利の仕組みを理解するために、以下のポイントを見ていきましょう。
元本と利子の関係
ポイント
複利は元本とその利子に対してさらに利子が付く仕組みです。
例えば、100万円を年利5%で運用すると、1年後には105万円になります。
そして、次の年にはこの105万円に対して5%の利子が付くため、110.25万円になります。
一方、複利の反対である単利は、毎年5%で運用すると1年後には105万になります。
次の年にも、同じ100万に対して利子が付くため、変わらず105万のままです。
2年目の時点ですでに差が出ていることがお分かりいただけると思います。
このように、時間が経つにつれて元本が加速度的に増加します。
時間の重要性
複利の効果を最大限に活かすためには、時間が非常に重要です。
早く始めるほど、複利の効果は大きくなります。
例えば、同じ利率であっても、20歳から投資を始める人と40歳から始める人では、最終的な資産の差が大きくなります。
長期的に見た場合、時間が経つほど複利効果は顕著に現れます。
複利の効果を得るためには、定期的に投資を続けることが大切です。
一度に大きな金額を投資するのではなく、毎月一定額を継続的に投資することで、複利の恩恵を受けやすくなります。
例えば、毎月1万円を積み立てることで、長期的に大きな資産を築くことが可能です。
複利のメリット
ポイント
複利の仕組み
元本に対して利子が付くだけでなく、その利子にも再び利子が付く。
長期的な成長
小さな努力を積み重ねることで、大きな成果を生み出します。
時間の有効活用
良い習慣を身につけることで、無駄な時間を減らし、生産的な活動に時間を使うことができます。
複利については、主にお金の投資で出てくるワードになるかと思います。
本書では習慣にも複利があると、述べています。
ここの考え方が非常に重要になってきます。
習慣化について
複利の考えは、日頃の習慣にも通づるものがあります。
この章では習慣化についてみていきます。
習慣は自己改善を複利で積み上げたもの
習慣は、毎日の小さな行動が積み重なって大きな成果を生むものです。
例えば、毎日10分だけ勉強する習慣を続けると、1年後には大きな知識の差が生まれます。
これは、複利の力と同じです。
ポイント
①小さな行動の積み重ね
毎日の小さな努力が、長い目で見れば大きな成果を生みます。
例えば、毎日少しずつ運動することで、健康が大きく改善されます。
②継続の重要性
習慣を続けることで、自己改善が進みます。
継続することで、少しずつ自分が成長していくのを感じられます。
③複利の力
複利とは、元本に対して利息がつき、その利息にもさらに利息がつくことです。
習慣も同じで、続けることでその効果がどんどん大きくなります。
具体例【読書の習慣】
毎日10ページ読むと、1年で3650ページ読めます。
これは、約10冊の本を読むことに相当します。
習慣は、自己改善を複利で積み上げたものです。
毎日の小さな行動が、大きな成果を生むことを忘れずに、続けることが大切です。
これが、成功への近道になります。
なぜ習慣化は難しいのか
習慣化が難しい理由は、人間の脳が変化を嫌うからです。
人間の脳は「ホメオスタシス」という機能を持っており、これにより現状を維持しようとします。
この機能は、体温や血圧を一定に保つために働くものですが、同時に新しい習慣を取り入れることにも抵抗します。
新しいことを始めると、脳はそれを「ストレス」として感じ、元の状態に戻ろうとするのです。
例えば、毎朝早起きを習慣にしようとすると、最初の数日は頑張れても、次第に「もう少し寝ていたい」と感じることが多くなります。
これは、脳が元の生活リズムに戻ろうとするためです。
ポイント
小さなステップから始める
いきなり大きな変化を求めるのではなく、少しずつ新しい習慣を取り入れることが大切です。
例えば、毎朝30分早く起きるのではなく、まずは5分早く起きることから始めましょう。
習慣を楽しくする
新しい習慣を続けるためには、それを楽しいものにする工夫が必要です。
例えば、早起きしたら好きな音楽を聴く時間を作るなど、自分にとってのご褒美を設定すると良いでしょう。
記録をつける
毎日続けたことを記録することで、達成感を得られます。
カレンダーにチェックを入れるだけでも、続けるモチベーションになります。
習慣化が難しいのは、脳が変化を嫌うからです。
しかし、小さなステップから始め、楽しさを見つけ、記録をつけることで、新しい習慣を身につけることができます。
複利のすさまじい効果について
習慣化の複利効果は、日々の小さな努力が長期的に大きな成果を生むことを示しています。
ポイント
1%の改善の力
例えば、毎日1%だけ自分を改善するとします。
1日1%の改善は小さく感じるかもしれませんが、これを1年間続けると、約37倍の成長になります。
逆に、毎日1%悪化すると、1年後にはほぼゼロになってしまいます。
このように、日々の小さな習慣が長期的に大きな影響を与えるのです。
習慣化のメリット
習慣化の複利効果には以下のようなメリットがあります。
持続的な成長 :小さな改善を続けることで、長期的に大きな成長が期待できます。
目標達成の加速 :日々の習慣が積み重なることで、目標達成が早まります。
自己効力感の向上:小さな成功体験が積み重なることで、自信がつきます。
習慣化の複利効果を理解し、日々の小さな改善を積み重ねることで、長期的に大きな成果を得ることができます。
早めに習慣を身につけ、継続することが成功への鍵です。ぜひ、今日から1%の改善を始めてみましょう
習慣化の4つのコツ
続いては、習慣化のコツを見ていきます。
習慣化について、少しのコツを活かして、実現していくことが可能です。
① 身に付けたい習慣の内容を明確にする
ポイント
習慣を身につけたい場合、その内容を明確にすることが重要です。
なぜなら、明確な目標がなければ、進むべき道が見えず、途中で挫折しやすくなるからです。
例えば、運動を習慣にしたい場合、「毎日30分ジョギングをする」という具体的な目標を設定すると、実行のハードルが下がります。
明確な目標を設定するためには、以下のポイントを意識しましょう。
ポイント
具体的にする
「運動する」ではなく「毎日30分ジョギングをする」といった具体的な内容を決めることです。
曖昧な目標ではなく、明確な行動を指示することが重要です。
達成可能な目標にする
無理のない範囲で目標を設定し、少しずつ難易度を上げていくことです。
例えば、いきなり1時間の運動を目指すのではなく、まずは30分から始めることが良いでしょう。
測定可能にする
目標の達成状況を確認できるように、測定可能な基準を設けることです。
例えば、「週に3回運動する」という具体的な数値を設定することです。
メリット
目標を明確にすることで得られるメリットについて説明します。
ココがポイント
モチベーションを高めることができる
達成感を感じやすくなるため、継続する意欲が湧きます。
自己効力感を高めることができる
目標を達成することで自己効力感が高まり、さらなるチャレンジに挑戦する自信がつきます。
進捗を確認しやすい
自分がどれだけ前進したかを把握できるため、次に何をするべきかが明確になります。
これにより、計画的に行動することができ、無駄な時間を減らすことができます。
まとめ
習慣を身につけるためには、定期的に目標を見直し、修正することも大切です。
目標が現実的でないと感じた場合や、状況が変わった場合には、柔軟に対応することが必要です。
身に着けたい習慣の内容を明確にすることは、習慣化への第一歩です。
これを踏まえ、日々の生活に取り入れていきましょう。
② 習慣を魅力的にする
ポイント
習慣自体が魅力的であることも重要です。
なぜなら、人は魅力を感じるものに対して自然と引かれ、継続しやすくなるからです。
例えば、運動を習慣化したい場合、好きなスポーツや楽しいフィットネスプログラムを選ぶことで、楽しみながら続けることができます。
習慣を魅力的にするためのポイントとして、以下の点に注意していきましょう。
ポイント
楽しみを見つける
自分が楽しめる要素を取り入れることが大切です。
例えば、音楽を聴きながらの運動や、友人と一緒に取り組むなどです。
楽しみがあることで、習慣化のハードルが下がります。
報酬を設定する
達成感を味わえるように、小さな目標を達成するたびに自分にご褒美を用意することです。
例えば、一週間続けられたら好きなスイーツを食べるなど、モチベーションを維持するための工夫をしましょう。
仲間を作る
一緒に習慣を身に着ける仲間がいると、お互いに励まし合いながら続けることができます。
仲間とのコミュニケーションが習慣化の助けになります。
メリット
習慣を魅力的にすることで得られるメリットについて説明します。
ココがポイント
ストレスを感じずに続けられる
楽しみながら習慣を続けることで、ストレスを感じずに長続きします。
これにより、無理なく目標を達成することができ、自己効力感が高まります。
成果を感じやすくなる
さらに、報酬を設定することで、毎日の小さな努力が積み重なり、大きな成果を感じやすくなります。
つながりが生まれることでサポートが得られる
仲間と共に取り組むことで、社会的なつながりが生まれ、精神的なサポートも得られます。
これにより、自己成長を実感し、さらに大きな目標に挑戦する意欲が湧きます。
まとめ
習慣を魅力的にするためには、定期的に見直しを行い、自分の興味や環境に合わせて調整することが大切です。
興味が変わった場合や、新しい楽しみ方を見つけた場合には、柔軟に対応することで、飽きずに続けることができます。
以上のように、習慣を魅力的にすることは、持続的な習慣化への鍵となります。
これを参考に、日々の生活に楽しみを見つけながら、新しい習慣を取り入れていきましょう。
③ 習慣を簡略化する
ポイント
習慣を身につけるためには、その習慣を簡略化することが重要です。
なぜなら、複雑な手順が必要な習慣は続けるのが難しくなり、挫折しやすくなるからです。
簡単に実行できる習慣は、日常生活に自然と組み込みやすくなります。
例えば、毎朝の運動を習慣にしたい場合、特別な道具や場所を必要としない運動を選ぶことが有効です。
習慣を簡略化するための具体的な方法を以下に示します
ポイント
小さなステップに分ける
大きな目標を達成するために、まずは小さな行動から始めることが大切です。
例えば、「毎日1時間運動する」という目標は、「毎日5分間のストレッチから始める」といった具体的かつ達成可能なステップに分けることです。
小さな成功体験が積み重なることで、達成感が得られやすくなります。
時間と場所を固定する
習慣化したい行動を毎日同じ時間と場所で行うことで、自然とその習慣が定着します。
例えば、朝の出勤前に必ず10分間の読書をすると決めると、その行動がルーティンとして定着しやすくなります。
これにより、習慣化へのハードルが下がります。
必要最低限の準備を整える
余分な準備や手間を省くことで、習慣を始める際の心理的な障壁を減らします。
例えば、運動を始める前に運動着や靴を前日に準備しておくことで、翌朝すぐに運動を始められる環境を整えることです。
この工夫により、スムーズに行動に移すことができます。
メリット
習慣を簡略化することで得られるメリットについて説明します。
ココがポイント
続けやすくなる
簡単に始められる習慣は、続けやすくなります。
これにより、無理なく目標を達成することができます。
自動的に行える
習慣が定着すると、その行動が自動的に行えるようになり、意識的な努力が不要となります。
別のことに集中する時間を増やせる
さらに、習慣を簡略化することで、他の重要なタスクや活動に集中する時間を増やすことができます。
これにより、全体的な生産性が向上し、より多くのことを成し遂げることが可能となります。
まとめ
習慣を簡略化するためには、定期的に見直しを行い、改善を加えることも大切です。
簡単に始められても、慣れてくると次第に負荷を増やすことで、習慣を維持しつつさらに成長することができます。
以上のように、習慣を簡略化することは、持続的な習慣化への重要なステップです。
これを参考に、日々の生活に取り入れやすい形で新しい習慣を身につけていきましょう。
④ 習慣の記録を付ける
ポイント
習慣を効果的に身に着けるためには、その習慣の進捗を記録することが重要です。
なぜなら、記録を付けることで、自分の進捗状況を視覚的に把握でき、モチベーションを維持しやすくなるからです。
例えば、運動を習慣化したい場合、毎日どれだけ運動したかを記録することで、自分の努力を確認でき、継続する意欲が高まります。
習慣の記録を付けるための具体的な方法を以下に示します
ポイント
日記をつける
日々の活動や達成した目標を日記に書き留めることで、自分の進捗を振り返ることができます。
例えば、「今日は30分ジョギングをした」「水を1リットル飲んだ」といった具体的な内容を記載することです。
カレンダーを活用する
カレンダーに毎日の活動を記録し、視覚的に達成状況を確認する方法です。
例えば、運動を行った日はカレンダーにチェックマークを付けることで、一目で達成状況がわかります。
これにより、自分の努力が目に見える形で残り、モチベーションが維持されます。
スマートフォンのアプリを使う
習慣を記録する専用のアプリを使用することで、簡単に進捗を管理できます。
例えば、毎日の歩数や飲水量をアプリで記録することで、自分の健康状態を把握しやすくなります。
アプリの通知機能を活用することで、習慣を忘れずに続けることができます。
メリット
習慣の記録を付けることで得られるメリットについて説明します。
ココがポイント
自分の努力を振り返る機会が増える
記録を付けることで、自分の努力を振り返る機会が増えます。
これにより、達成感を感じやすくなり、継続する意欲が高まります。
効果的な習慣化が可能になる
具体的なデータを元に、自分の習慣を見直し、改善することができるため、より効果的な習慣化が可能となります。
記録を付けることで、自分の成長を実感しやすくなります。
自己効力感が高まる
小さな進歩でも記録に残すことで、自分の成長を視覚的に確認でき、自己効力感が高まります。
これにより、さらに大きな目標に挑戦する意欲が湧きます。
まとめ
習慣の記録を付けるためには、無理のない範囲で続けることが大切です。
初めは簡単な方法から始め、慣れてきたら少しずつ詳細な記録を付けるようにしましょう。
また、定期的に記録を見直し、自分の進捗や達成状況を確認することで、習慣の維持と成長が促されます。
以上のように、習慣の記録を付けることは、持続的な習慣化への重要なステップです。
これを参考に、日々の生活に取り入れていきましょう。
悪い習慣を断ち切るコツ
習慣はいいものだけではなく、悪いものもあります。
悪いものはできるだけ遠ざけた方が、本来やりたい習慣の実現に近づけます。
続いて悪い習慣の断ち切り方を見ていきましょう
① 見えないようにする
ポイント
不要な誘惑を視界から消すことで、望ましい習慣を身につける手助けとなります。
なぜなら、人は目に見えるものに対して敏感に反応しやすく、誘惑に負けやすいからです。
例えば、健康的な食生活を送りたい場合、部屋の目立つ場所にお菓子を置かないことが効果的です。
不要なものを見えないようにするための具体的な方法を以下に示します
ポイント
誘惑を隠す
甘いものやジャンクフードを見えない場所に保管することが重要です。
例えば、キッチンの奥の棚にしまうなどして、目に入らないようにすることが有効です。
視界から消すことで、意識せずに手を伸ばすことを防げます。
代わりの健康的な選択肢を用意する
ジャンクフードの代わりに、フルーツやナッツなどの健康的なスナックを見える場所に置くことで、自然と健康的な選択肢に手が伸びます。
視覚的に健康的な選択肢を強調することで、意識的に良い習慣を選びやすくなります。
環境を整える
勉強や仕事の環境を整えることも大切です。
例えば、スマートフォンやゲーム機を視界から遠ざけ、集中しやすい環境を作ることです。
注意散漫にならずに、目標に集中できるようになります。
まとめ
見えないようにするための工夫は、習慣の持続に大きく寄与します。
習慣が定着するまでの間、視界から不要なものを遠ざけることを続けることで、良い習慣が自然と身につくようになります。
定期的に環境を見直し、改善を続けることも大切です。
以上のように、見えないようにすることは、持続的な習慣化への有効な手段です。
これを参考に、日々の生活に取り入れていきましょう。
② つまらなくする
ポイント
ある行動を習慣から除外したい場合、その行動をつまらなくすることが有効です。
なぜなら、人は興味を失った行動を続けることが難しくなり、自然と避けるようになるからです。
例えば、無駄遣いを減らしたい場合、買い物のプロセスを面倒にすることで、購買意欲を低下させることができます。
不要な習慣をつまらなくするための具体的な方法を以下に示します
ポイント
手間を増やす
行動に至るまでの手間を増やすことで、その行動を避けやすくなります。
例えば、夜遅くにお菓子を食べる習慣を減らすために、お菓子を取り出しにくい場所に保管するなどが有効です。
手間がかかることで、行動に移すハードルが上がります。
楽しみを減らす
行動自体の楽しさを減らす工夫をすることです。
例えば、テレビを長時間観る習慣を減らすために、テレビのリモコンを隠す、またはテレビの視聴時間を制限するなどが考えられます。
楽しみが減ることで、その行動を続けるモチベーションが下がります。
代替行動を用意する
つまらなくした行動の代わりに、より有益で楽しい行動を提案することです。
例えば、ゲームをする時間を減らすために、読書やスポーツなどの他の趣味を見つけることが大切です。
代替行動が魅力的であることで、不要な行動を自然と避けるようになります。
まとめ
行動をつまらなくするためには、自分の生活環境やライフスタイルを見直し、定期的に改善することが重要です。
定期的に習慣を振り返り、不要な行動を減らす工夫を続けることで、持続的な習慣化が可能となります。
以上のように、行動をつまらなくすることは、持続的な習慣化への効果的な手段です。
これを参考に、日々の生活に取り入れていきましょう。
③ 難しくする
ポイント
ある行動をやめたい場合、その行動を難しくすることが効果的です。
なぜなら、簡単にできる行動は続けやすく、反対に手間が増えると避ける傾向が強まるからです。
例えば、スマートフォンの利用時間を減らしたい場合、利用する際にパスワードを複雑に設定することで、利用頻度を下げることができます。
不要な行動を難しくするための具体的な方法を以下に示します
ポイント
時間を制限する
ある行動を行う時間を制限することで、実行のハードルを上げます。
例えば、スマートフォンの利用を1日1時間に制限するために、タイマーを設定することです。
時間が制限されることで、無駄な時間を減らすことができます。
アクセスを制約する
特定の行動を行うためのアクセスを制約することで、その行動を難しくします。
例えば、ソーシャルメディアのアプリをスマートフォンのホーム画面から削除するなどです。
アクセスが制約されることで、自然とその行動を避けるようになります。
代替手段を用意する
難しくした行動の代わりに、より簡単で有益な手段を用意することが重要です。
例えば、テレビを観る時間を減らしたい場合、読書や散歩などの代替活動を提案します。
代替手段が魅力的であることで、不要な行動を避ける動機付けが強まります。
まとめ
行動を難しくするためには、自分の生活環境やライフスタイルを見直し、定期的に改善することが重要です。
定期的に習慣を振り返り、不要な行動を減らす工夫を続けることで、持続的な習慣化が可能となります。
以上のように、行動を難しくすることは、持続的な習慣化への効果的な手段です。
これを参考に、日々の生活に取り入れていきましょう。
④ 満足できないものにする
ポイント
ある行動を減らしたい場合、その行動自体を満足できないものにすることが有効です。
なぜなら、人は満足感を得られない行動に対して興味を失い、自然とその行動を避けるようになるからです。
例えば、不健康な食生活を改善したい場合、カロリーの高いおやつを満足できない味にすることで、食べる気が失せるでしょう。
不要な行動を満足できないものにするための具体的な方法を以下に示します
ポイント
味や見た目を変える
不健康な食べ物の味や見た目を意図的に悪くすることが有効です。
例えば、お菓子を塩辛くしたり、見た目を不快にすることで、食べる気が失せます。
満足感が得られないことで、無意識にその行動を避けるようになります。
行動を分断する
行動自体を細切れにすることで、満足感を減少させます。
例えば、ゲームをやめたい場合、1時間ごとに強制的に休憩を挟むようにすることです。
継続性が途切れることで、行動自体がつまらなくなります。
代替行動を魅力的にする
満足できない行動の代わりに、より魅力的な選択肢を用意することが大切です。
例えば、ソーシャルメディアを見続ける代わりに、新しい趣味や興味を見つけることです。
魅力的な代替行動があることで、不満足な行動を自然と避けるようになります。
まとめ
行動を満足できないものにするためには、自分の生活環境やライフスタイルを見直し、定期的に改善することが重要です。
定期的に習慣を振り返り、不要な行動を減らす工夫を続けることで、持続的な習慣化が可能となります。
以上のように、行動を満足できないものにすることは、持続的な習慣化への効果的な手段です。
これを参考に、日々の生活に取り入れていきましょう。
メリット
悪い習慣を断ち切ると、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう!
ココがポイント
誘惑に負けることが減る
視界から誘惑を排除することで、無意識のうちに誘惑に負けることが減ります。
これにより、意識的に良い選択をする機会が増え、望ましい習慣が身につきやすくなります。
効率的に目標に向かって取り組むことができる
環境を整えることで、集中力が高まり、効率的に目標に向かって取り組むことができます。
これにより、無駄な時間を減らし、より多くのことを達成できるようになります。
悪習慣を断ち切ることが容易になる
満足感を得られない行動を自然と避けるようになるため、悪習慣を断ち切ることが容易になります。
これにより、無駄な時間やエネルギーを節約し、自分の目標に集中することができます。
新しい習慣を身に着けやすくなる
新しい習慣を身につけやすくなるため、より健康的で生産的な生活を送ることが可能となります。
ストレスや後悔を減らすことができる
不満足な行動を避けることで、ストレスや後悔を減らすことができます。
これにより、ポジティブなサイクルが生まれ、さらに良い習慣を身につける意欲が湧きます。
悪い習慣を断ち切ることで数多くのメリットを得ることができます!
新しいことを始めたい人、何か習慣化にしてみたい人はぜひ実践してみましょう!
本書の口コミ・レビュー
本書の口コミやレビューも確認してみましょう!
キプチョゲのもう一つのおすすめの本が、「複利で伸びる1つの習慣」。アインシュタインが発見したかどうかは都市伝説で定かではないが、“複利”が最強の力であることに違いない。マラソンも「継続した運動習慣、積み重ねが大きな力を生む」ということを本を読む前から理解していただろう。 https://t.co/4T9tDMNEOZ
— キャプテン安藤大|大阪ランニングコーチ (@andohiroshii) November 18, 2021
マラソンで世界王者になったあのキプチョゲもおすすめしている一冊です!
アスリートなどの生活にも、複利の習慣は通づるものがありそうですね!
インフルエンサーの『パラノイア』さんもおすすめしています!
この動画自体も面白いのでおすすめです!
全世界でも読まれている名著であることを実感できます!
今すぐ読もう!早ければ早い方がいい、誰しもにおすすめする名著!
いかがでしたでしょうか。
複利の凄さ、習慣化についてご理解いただけたかと思います。
私自身、社会人になって勉強習慣が付き、周りの人から「なんでそんなに頑張れるの」「何になりたいの」などよく聞かれていました。
私としては「習慣だから、自然なことなんだけどなぁ」と思っていたところだったのですが、この本が本当に私の考えをその通りに表してくれていました。
何か言えなかったあのもやもや感は、『続けていれば間違いなく大きな成果・結果・満足感を得られるという確信』だったのだと思います。
それは長期間物事を続けていくことで得られる複利の効果、長期間続けることができる習慣化に他なりません。
そして私自身の経験で確信していることがもう一つ。
それは、『何か成し遂げたいことがあれば早ければ早く始めた方がいい』ということです。
単純に複利の効果を得られるというだけではありません。
一つ自分の中で成功体験を得ることができれば、また別のこと(資格など)を始めるときにも間違いなく成功できるだろうなという確信めいた自信を持つことができます。
また早く成果を出せることで、その後お会いする人からできる人というプラスの第一印象、尊敬から入ってもらえるので、人間関係がより楽になります。
何か現状を変えたい
豊かな人生にしたい
なんとなく今後に不安がある
こういった方々がいらっしゃったら、まずこの本を手に取ってみてください!
みなさまのご参考になれば嬉しいです!