英語

『鬼の変則リスニング』の使い方を徹底解説!TOEICリスニング400点取得ノウハウ

鬼の変則リスニングとは

鬼の変則リスニングとは、TOEICリスニング対策本の名前です。通称:鬼変(オニヘン)

1と2の合計2シリーズが出版されています。

『変則』の名前の通り、音声の速度を変えてリスニング力を高める学習法です。

通常の速度より速く、または遅くして聞くことで、耳が速い話し方にも慣れ、リスニング力が向上するというメソッドです。

通常のTOEICリスニングの音声を2.5倍、2倍、1.5倍、1倍速と解いていく中で、速いスピードに対応する力を養うことを目的とした参考書です。

速い速度で音声を聞くことで、脳が情報を素早く処理する訓練ができます。

これにより、通常の速度で話される音声がより簡単に感じられるようになります。

 

 

効果的な理由

スピードへの対応力が身につく

鬼の変則リスニングが効果的な理由は、脳の処理速度を高めることにあります。

速い速度で音声を聞くことで、脳が情報を素早く処理する訓練ができ、通常の速度でのリスニングが容易になります。

倍速でのリスニングを行なっていく中で、TOEICリスニングのスピードに対応できるように耳が変化していきます。

速い速度でのリスニングに慣れることで、通常の速度でのリスニングが簡単に感じられるようになります。

これにより、リスニング力が飛躍的に向上します。

 

解説がおもしろくわかりやすい

TOEIC満点講師3名が著者になっています。【テッド寺倉・和泉 有香(Joy)・天満嗣雄】

この3名の解説が各問題に収録されています。

関西弁で笑いもあり、非常に面白いやり取りで解説を聞くことができます。

ポイント

飽きずに勉強を続けられる

リスニングの解き方、学習方法がわかる

 

 

鬼の変則リスニングの準備

鬼の変則リスニングを始めるには、いくつかの準備が必要です。

これにより、スムーズに学習を進めることができます。

適切な準備をすることで、学習の効果を最大限に引き出すことができます。

必要なものを揃え、環境を整えることが重要です。

注意ポイント

必要なもの

スマートフォンやパソコン、イヤホン、リスニング教材

準備方法

学習する場所を静かに保ち、集中できる環境を作る

一度鬼変をやり通せば、別の教材でも同じ要領で学習を続けることができます。

英語アプリ『abceed』であれば、リスニング教材の速度を自由に変更することが可能です

 

 

使い方・手順

倍速で問題を解く

2.5倍→2倍→1.5倍→1倍速(→0.7倍速)の5段階の音声速度で順番に聴き、問題を解いていきます。

メモ

2.5倍速(鬼速)

2.0倍速(爆速)

1.5倍速(快速)

1.0倍速(並速)

0.7倍速(亀速)

よしハビット
よしハビット
ぜひやってみてほしいのですが、最初は全く聞き取れないものが徐々に聞き取れるようになり、等倍だと遅すぎない?と驚きます!

本書の前書きにも以下のような記載があります

 

前書き抜粋

超高速の音声に、学習者はいきなり出ばなをくじかれることになります。

それでも、2.0倍速(爆速)、1.5倍速(快速)と徐々に減速する音声を聞いていると、最後の等倍速(並速)音声を聞くころには、

「これって本当に等倍速?遅いんちゃう?」と感じるようになるから不思議です。(p.003)

 

等倍速でスクリプトを見ながら確認する

問題解説を行う前に、スクリプトを見ながら、解いた問題を確認していきます。

聞き取れた単語やフレーズをメモしていきます。

よしハビット
よしハビット
ここでわからなかった単語や熟語はメモをしておくようにしましょう! 覚えていないものはいくら聞き取れても理解することはできません!

 

解説を聞き、答え合わせをする

答えにたどり着くまでの思考のプロセスや重要表現などを確認します。

TOEICでは同じような表現が何度も出てくるので、ここの解説は重要です。

話が面白いのですっと入ってきます!

 

シャドーイングで復習を行う

念のため参考に、リスニングでよく使う勉強方法を整理します。

ポイント

リピーティング

フレーズ毎に聞こえた音声を繰り返す

オーバーラッピング

聞こえてくる音声に合わせて英文を読み上げる

シャドーイング

スクリプトを見ずに聞こえてきた音声を自分で再現していく

ディクテーション

聞いた音をそのままノートに書き写す

このシャドーイングを繰り返すことで、リスニング力がついてきます。

最初は全然うまくできないのですが、回数を重ねるごとにできてきます。

シャドーイングができると単語と単語のつながりも理解できるようになってきます!

 

ディクテーションを行う

私は最後にディクテーションを行っていました。

聞いた音をそのままノートに書き写す手法です。

何もヒントなしに、聞こえた音を何度も戻していいので、ノートにひたすら書き写す。

終わった後に相違点を確認して、誤っている箇所が一連の流れを行ってもなお聞き取れていない箇所。

復習の時に特にそこを意識できるようマークしておくことで、復習の効率が格段に上がります!

 

 

デメリット

本書にはいくつかデメリットもあります。

本書活用を検討するうえで、必要なことかと思うので見てみましょう。

①問題数が少ない

問題の数が少ないことです

演習の数もスコアアップには不可欠です。

本書1冊だけだと正直量が足りません。

そのため以下の方法で解決できます。

注意ポイント

別シリーズも購入して取り組む

鬼変で学んだメソッドを活かして、別の教材をしようして全く同じことをする(公式問題集がおすすめ)

デメリットを知ることで、対策を立てることができ、無理なく継続することが可能です。

 

②関西弁での説明が煩わしい

人によるかと思いますが、関西弁での解説が苦手…という方もいらっしゃるみたいです。

私は面白いという風にとらえることができているので問題ないですが、ここは一度試してみないとわからない部分ですね!

 

 

メリット

メリットについても見ていきましょう。

ご検討の参考になると嬉しいです。

①正しいリスニングの勉強法がわかる

リスニング能力を上げる正しい方法を本書は教えてくれます。

この教材は毎日20分4週間かけて、TOEICの音の速さに慣れようという教材です。

使い方でも言及した通り、5つの速度の音声を用いて、徐々にスピードを遅くしていき耳を慣れさせていきます。

さらに、この日は何をすればいいのか?

どのように復習すればいいのかが細かく指定されており、勉強法を間違えずに進めていくことが出来ます。

よしハビット
よしハビット
正しいリスニングの勉強法は、この教材を読むまでわかりませんでした!

 

②解説が非常にわかりやすい

リスニング音声をただ倍速で聞くだけなら、鬼変でなくともいいのですが、TOEICマニアの先生によるTOEICの小話が参考になります。

この教材は講義形式の音声が付属していて、3人の講師(テッド寺倉、和泉有香、天満嗣雄)の掛け合いを聞きながらTOEICに関する知識が身に付いていきます。

問題数が少ない分1つの問題に割ける解説も多くなり、身に付く知識はかなり多めです。

 

③短期間でリスニング力が飛躍的に上がる

本書は4週間(1か月)で1周することができます。

始める前と後では、リスニングの能力がかなり変わってきます。

特に私が感じたのは、単語と単語のつながり(リエゾン)を認識する力が付いたと思います。

早い英語だとリエゾン部分が分かりにくいのですが、そこがクリアになることで

余裕をもって問題を解くことができるようになります!

 

 

レビュー・口コミ

ポイント: 鬼の変則リスニングのレビューや口コミを紹介します。これにより、他の人の意見や体験を知ることができます。

理由: 他の人の意見や体験を知ることで、自分の学習に役立てることができます。また、口コミを参考にすることで、効果的な学習方法を見つけることができます。

 

ポジティブな口コミ

ココがおすすめ

「鬼の変則リスニングを始めてから、リスニング力が飛躍的に向上しました」

「短期間で効果を実感でき、試験の成績も上がりました」

「速い音声を聞き取る力が身につく」

「TOEICで高得点が狙える」

「通勤時間もリスニング練習ができるので、日常に落とし込みやすい」

以上のように好意的な反応が多いです!

 

ネガティブな口コミ:

ココがダメ

「最初は速い速度に慣れるのが難しかった」

「問題数が少なくて、効果が感じられない」

 

鬼変は良著ですが、基礎がついていないとレベル的に難しく感じるかもしれないです…

また本書だけではなく、本書のメソッドを活かして、別の書籍でも同じようにリスニング練習を継続することが大事です!

TOEICスコア500点以上の方々が使用いただくのをお勧めします!

 

 

1と2の違い

何が違うのか?というと…

ポイント

1は旧式の『鬼の変速リスニング(数字はなし)』の内容を若干変えたもの

2は完全に新しい問題を収録したもの

鬼の変速リスニングの1と2どちらを購入しようか迷った人は、2を購入することをおすすめします。

鬼の変速リスニングの2は新形式に対応しているため、最新のTOEIC対策を行うことができるためです。

著者のJoyさんも以下のように述べています。

 

ポイント

鬼の変則リスニング1

●基本的なリスニング練習法

●音声の速度を変えるだけでなく、内容の理解を重視

鬼の変則リスニング2

●より高度なリスニング練習法

●音声の速度を変えるだけでなく、発音やイントネーションにも注意

まずは2から取り組み、余裕がある人は1も取り組みましょう

よしぞうもこの流れで取り組みました!

 

 

結論:鬼の変則リスニングでTOEICリスニング400点以上とれる!

正しいリスニング練習方法を本書で手に入れ、継続することさえできれば間違いなくTOEICリスニングで400点以上は取れます!

ご参考に私のスコア推移も掲載します!

本書を使用したのは2023年1月からです!

鬼の変則トレーニングを知り合いから教えていただき、使用した後はコンスタントにリスニング400点以上を取ることができています!

試験の音声が本当に遅く聞こえて、単語の細かい部分まで聞こえるようになります

リスニング中も余裕が出来て、問題を行うことができます。

他の記事でもTOEIC教材紹介していますので、ご参考にしてください!

ぜひ活用してTOEICスコアアップを達成しましょう!

  • この記事を書いた人

よしハビット

全国転勤のアラサー金融営業社員。FP1級保有/TOEIC835点/読書で1年間100冊読了。 自分は何が得意なのかよくわからない劣等感から資格取得を目指した結果、継続化や習慣化が得意になりました。『お金』『英語』『読書』でお役立ちできる情報を提供します!朝5時半起きの習慣(ハビット)大好き人間

-英語