以前の記事で、TOEICのスコアが上がる過程をご紹介させていただきました。
今回は、どんな教材を使用してスコアアップをしたのかを紹介します。
正直ほとんどこれらの教材しか使用していないので、
800点台を目指す上で活用いただけるものになります!
正直どれも定番中の定番かと思いますが、
それだけ教材のクオリティが高いということです!
TOEICの勉強を始めるならこれらをやりこめば十分です!
ポイント
① 金のフレーズ
② 公式問題集
③ 出る1,000問
④ 精選模試リーディング(公式問題集をやり切った後)
どの教材にも共通して言えますが、分からない単語や熟語と出会ったら、
ノートにまとめるようにしています。
ずっとそれを書き溜めていって、
1ページ完成したらスマホにPDFデータとして保存しておきます。
ずっと続けていくとさすがに量が多すぎてしまうので、
たまに覚えたものなどの洗い替えをして量を減らすことも必要です。
隙間時間や一人での食事の際などには、これを活用して暗記していくようにしています。
いつでも見れて便利でおすすめです。
言わずと知れた名著です!
この本の単語や熟語、表現をマスターすれば、
基本的な英文でわからない表現はほぼなくなります。
簡単な流れ
- 毎日10分程度取り組む。最初のページから始めていく。
- 5秒考えて分からなかった単語にチェックを入れすぐ次の単語に移る。
※1ページ終わったタイミングで補足もすべて読む。 - 補足部分で知らない表現には、わかるようにマーカーやチェックをつける。
- 補足部分などでわからない表現があった場合は、自身の暗記用ノートに転記。
- 1周回ったら、2周目はチェックを付けた単語だけ実施。
- また同じように周回。2回目でわかったものはチェックを消す。
- 3周目も同様の要領で続ける。チェックがなくなるまで周回する。
回数を経るごとに、周回する時間は短くなると思うので、
最初が大変かもしれませんが辛抱強く頑張りましょう!
全て完了したら、また全ての単語を確認する1周目を始めます。
別の単語帳を使用したい場合は、少なくとも金のフレーズを完璧にした後の方が良いと思います!
単語には毎日触れた方が良いため、このルーティンは毎日10分継続しましょう!
どうしても覚えられない単語も出てくると思います。
そのような単語は、寝る直前にするのがオススメです。
人間は寝ている間に記憶を整理するので、直前に行った方が記憶の定着につながります。
個人差あると思いますが、ぜひ一度試してみてください!
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実際にTOEICの問題を作成しているETS社が作成している問題集です。
各シリーズ2回分の模試が入っています。
最新版で公式問題集10が出ています。
これはできれば最新版のものであればあるほどいいです。
理由としては、最近のTOEICは難化してきているので、
昔の問題集と現在の本番試験の難易度に差が出てきてしまっているためです。
また新傾向に対応しているのが6以降なので、
それ以降の問題集を購入するようにしましょう。
公式問題集の使い方
本番同様の時間を取って、模試1回分を行います。
リーディングは特に時間配分が大事なので、
パート5、6、7でかかった時間は計っておきましょう。
模試が終了したら答えあわせをします。
間違った問題は分かるようにチェックを入れておきます。
模試は解くことが大事なのではなく、復習が一番大事です。
間違えた問題について、なぜ間違えたか、どこが読めていなかったのか、
どこを結びつけられなかったのかを考えながら、解説を確認します。
リーディング復習方法
パート6や7については、間違えた問題について1問ずつ精読を行います。
精読は、1文をSVOCの文型分けをして、
どの部分がどこを修飾しているのかを明らかにすることです。
難しくてわかりにくい文については、chatGPTを活用するのもおすすめです!
精読後は、精読した文を音読します。
できれば英語を英語のまま理解できるまで行いましょう。
ここまでが長文の復習方法です。すべての間違えた問題についてこれを行います。
リスニング復習方法
パート1~4までやることは共通しています。
間違えた問題をすべてディクテーションしていきます。
ディクテーションとは、聞いた英語を一言一句書きとるトレーニングのことです。
ディクテーションしたうえで、聞き取れていなかった単語はマーカーやチェックを付けます。
そのうえで再度リスニングを行い、しっかり理解できるまで聞きましょう。
特に単語と単語がくっついて、通常の発音と異なって聞こえるリエゾンに注意しましょう。
自分が聞き取れない部分は、通常試験でも聞けるはずがないので、
聞こえるように何度も聞きましょう。
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出る1,000問使い方
毎日10分ほど(時間があればもう少し)問題をひたすら解きます。
分からない表現は、自身の暗記用ノートに記載。
間違えた問題はチェックをつけて、なぜ間違えたのかを明らかにします。
文型の読みをとり間違えたのか、語彙が分からなかったのか、
勘違いをした部分があるのか、
設問の単語の品詞理解を誤っていたのか
このような形でとにかく解いていきます。
分法問題(1文)の積み重ねが長文問題になっているので、特に間違えた問題分は、
自分でも自然に訳せるように復習を行いましょう。
今はYouTubeでもかなり分かりやすく、文法のイロハについて解説してくれている方々が多くいます。積極的に活用しましょう!
文法は英語の根本を成すものなので、文法の理解をすることで、
リスニングの理解も併せて深まっていきます。
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公式問題集をやり抜いた方は、精選模試リーディングに移りましょう。
多くの人は、リスニングよりもリーディングを伸ばす方が、時間がかかり難しいです。
粘り強く対策をしていきましょう。
公式問題集は、2回分の模試しかないので、ボリュームは少ないです。
一方で、この精選模試リーディングはリーディングのみに特化してあり、
全5回分の模試を実施できます。
難易度も公式問題集よりも難しいため、このテキストが出来てくるようになれば、
リーディングの力は必然的についてくるはずです!
ポイント
難しくいつもより出来が悪くなることが想定されるので、
点数は気にしないで大丈夫です!
大事なのは、前述したとおり復習です。
復習をして、理解を深めていけるようにしましょう。
基本的には、公式問題集リーディングの進め方と同様なので繰り返し実施します。
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いかがでしたでしょうか。
実際に私が500点台から820点までスコアアップをするために使った教材とその方法です。
ありきたりだと思った方もいるかもしれませんが、
この教材をやり切れば必然的にスコアアップはできます!
伸び悩んで悩んでいる方もいらっしゃるかと思いますが、私にもそのような時期がありました。
600点台で停滞していた時期が半年間、700点台で停滞していた時期が1年超ありました。
TOEIC学習はそんなにすぐに成果が出るものではないと思った方が良いです!
ココがポイント
最後はスコアが上がらない時期があっても『継続』できるかです。
すぐにスコアには反映しませんが、着実に力はついているはずです!
少しでも参考になれば嬉しく思います。一緒に英語学習を進めていきましょう!